にゃー。
この記事では、増えつつあるニンゲンどもを、山の主の立場から、尋問して、説教するコーナーにゃ! 山ねこ不動産とは一切関係がないにゃ(嘘)
覚悟するにゃー!
一組目は、岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬で、「 畑オフイス 」に集うニンゲンたちにゃ。
何やらシャレオツで楽しそうですにゃ。
猫族の天敵、お子さま達がいっぱいいて、ガタブルなんにゃ。。。
では尋問をはじめるにゃー!
Q 畑オフイス って何にゃ?
樽見鉄道「谷汲口」駅のすぐ近くにある、コワーキングスペースです。
この地域にもっと「しごと」をつくりたいと思った地域のお母さんや、フリーランスの人、企業の経営者など、いろんな人たちが集まって運営しています。今年の8月にプレオープン予定だよ。
もともとは、築150年くらいの古民家。
家の目の前に田んぼや畑があって、気持ちの良いところです。
Q 山では珍しい種類の人々ですにゃー。どういう経緯で集まったのかにゃ?
どんな経緯だったかなあ…。あ、思い出した。
谷汲には閉鎖した旧幼児園があるんだけど、一年前くらいに、区長さんから突然「旧幼児園の利用計画を、地域の若手が作ってくれ」って言われて、若手の人たちが集められたんだよね。
で、そのプロジェクトは色々な理由で途中で止まっちゃったんだけど、若手の一部を中心に「自分たちでリスクを取ってでも、やりたいことをやろう」という話になって、別のチームが生まれて。ちょうど良いタイミングで物件が見つかったりして、今に至るという感じかな。
Q こんな山奥で何やってるにゃ?
きょうは「森のようちえん」の子どもたちが来てますね。普段は近くの公園で活動しているんだけど、週に1回くらい 畑オフイス の近くで遊ぶ日があって。そういう日には、ここの軒下でご飯を食べるんだよ。
ぼくはフリーランスなので、よく自分のPCを持ってきて、仕事しています。家だと集中できなかったりするし、ここは景色がいいからね。
Q 「森のようちえん」ってにゃんですか?美味しいのそれ?
園舎を持たない、「自然の中で子どもを育てる」のがコンセプトの幼稚園のことだよ。最近、日本の田舎にも増えてきたみたい。揖斐の森のようちえんは「こだぬき」っていうんだよ。大垣とか、羽島とか、もっと遠くからも通ってくれる人がいるんだって。
Q 子どもが多いけど、真面目にはたらいてるにゃか?
きょうは子どもたちが多くて外が賑やかだけど、部屋の中は静かだから 仕事をするのに良い場所だよ。子どもが多い日も、「この子たちの未来のために、ぼくは仕事を頑張ってるんだ…(遠い目)」って気持ちになれるから、ぼくはそんなに気にならないけどね。
フリーランスだといつも一人で仕事しちゃうんだけど、実は、一人でできることは少ないんだ。だから、こうやって色んな人が集まって、ゆるく交流する場の中で仕事ができたら、新しくて楽しいことがたくさん生まれるんじゃないかな、と思ってます。
Q ふーん。群れじゃないけど、集まるなんて、猫の集会のパクリじゃにゃーか? ニンゲンの「会社」とはまた違うのかにゃ??
来る人それぞれが自分の仕事をやるのが基本だから、会社とはちょっと違うかなー。猫の集会のほうが、近いかもね。
Q 何か言い残したことはあるかにゃ?宣伝とかも許すぞよ?
今後の活動は、公式のページを見てね。いろいろやってるよ。
https://www.facebook.com/hatakeoffice/
ふーむ。
以上、にゃかにゃか、人間どものくせに、見どころのある奴らだったにゃ。。。
しょうがないから、今日のところはこれぐらいでカンベンしてやるにゃ!
しかし、自然を敬う気持ちを忘れたなら、
また山ねこが現れるにゃーよ!!
じゃあの。
(本記事は、山ねこ様の独断と偏見によって編集されており、フィクションです。)